1956-02-24 第24回国会 衆議院 予算委員会 第12号
次に中小企業における労働対策についての質疑に対して、政府は中小企業の問題は、ひとり労働の問題ばかりでなく、きわめて重要なものと考え、政府としては諸般の施策を行なっているのであるが、労働省においてもその一環として、三十一年度予算で新たに中小企業労資関係指導費三百余が円を計上して、労資相互の理解を深めることに意を注ぎ、その円滑なる育成に努力しているとの答弁がございました。
次に中小企業における労働対策についての質疑に対して、政府は中小企業の問題は、ひとり労働の問題ばかりでなく、きわめて重要なものと考え、政府としては諸般の施策を行なっているのであるが、労働省においてもその一環として、三十一年度予算で新たに中小企業労資関係指導費三百余が円を計上して、労資相互の理解を深めることに意を注ぎ、その円滑なる育成に努力しているとの答弁がございました。
そこで先般の炭鉱ストが、ストライキという事態に至つて、突入して、事態の解決を見ましたことそれ自体は、誠に遺憾に思つておるわけでございますが、併し労働委員会を煩わさずして、労資相互に自主的に解決をせられようとせられた動機は、私は成るほどストライキはやつたけれども、併しできるだけ早期に、早く解決をするために第三者的な機関の介入を、むしろ早期解決の上から言えば好まないという、解決を急がれるという労資双方の
○小泉秀吉君 大臣の御決心と御覚悟というもりを、私は非常に感謝するものでありまするが、先刻も申上げましたように、中労委の斡旋案というものを労資相互に引受まておる。そうしてその予算関係が政府の方で手続がうまく行かずに遅れておるのだから、ストライキに入るのだというようなことになりますると、これは一体誰がそのストライキの責任を負うかというようなことも、ほぼ明確だろうと思うのであります。
若し爲替レートが一本となつて、世界商品の壘を廃すような日本商品がどんどん出ますことになりますれば、必ずや各種生産に携わる労資相互の人々は手に手を取合つて、献身的努力を拂いまして、貿易の振興のため盡すようになることを信じて疑わないのであります。